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高所恐怖症の自己分析 一覧


インクルーシブセラピーによる高所恐怖症の治療-自己分析 目次:

自己分析のきっかけとなった本の文章
インクルーシブセラピーの加害空想への恐怖の症例
自己分析からの洞察
高所恐怖症体験の連想
インクルーシブセラピーのよる高所恐怖症の治療
不安障害の治療(予期不安の解消)に応用可能なインクルーシブセラピー
自尊心も高めるインクルーシブセラピー

自己分析のきっかけとなった本の文章:

インクルーシブセラピーの加害空想への恐怖の症例
自分の子供を傷つける空想に繰り返し苛まれ、いつかそれを実行してしまうに違いないと恐怖(加害恐怖)に駆られる母親の症例(インクルーシブセラピー/ビル・オハンロン著 P.34)

自己分析からの洞察:

高所恐怖症体験の連想
上述のインクルーシブセラピー(ブリーフセラピーの一つ)の加害恐怖の症例から、死の恐怖の否認と万能感@高所恐怖症・自殺の防衛機制の夢分析と認知行動療法による危機回避・治療で自己分析した高所恐怖症の体験を連想しました。
なぜなら、そのときの高所恐怖症の症状に駆られている私の心の中で、先の症例と全く同じ恐怖を感じていたためです。

そのときの私の心の中では自分が窓から飛び降りるシーンを空想すると共に、今にも実際に飛び降りてしまう恐怖を感じていました(@_@;)



インクルーシブセラピーのよる高所恐怖症の治療
先のインクルーシブセラピーの症例では母親に対して、空想上で目の前の心理カウンセラーを傷つけることを提案しました。
怖がりながらもこの提案を実行した母親は、空想上で心理カウンセラーを傷つけても、実際に心理カウンセラーを傷つけなかった体験から、空想と実際の体験は簡単に切り離せる、言葉を変えれば、いくらネガティブな空想をしても構わないことを実感すること、および自分には空想と実際の体験を簡単に切り離せる力があることから自信が生まれ、これらの変化から加害恐怖が治まりました。

私が高所恐怖症の症状を発症したときに、もし空想と実際の体験とは簡単に切り離せることに気づくことが出来れば、実際に飛び降りてしまう恐怖を感じずに済んだはずです。
このことから(死の恐怖の否認と万能感@高所恐怖症・自殺の防衛機制の夢分析と認知行動療法による危機回避・治療では、認知行動療法を高所恐怖症の治療に効果的な心理療法として挙げましたが)「しなくてもよいという許可を与える」と名づけられたインクルーシブセラピーの空想と実際の体験とを切り離す技法も、認知行動療法と同様に高所恐怖症の治療に効果が期待できそうです。



不安障害の治療(予期不安の解消)に応用可能なインクルーシブセラピー
またネガティブな空想を実行に移してしまうかもしれないと恐れる心理は、実際には起こっていないことに対して、それが起こってしまうかもしれないと不安になる心理であることから、それは予期不安の一種と考えることもできます。

予期不安は高所恐怖症に限らず、対人恐怖症などその他の恐怖症パニック障害社会不安障害などでも必ずと言っていいほど見られる症状ですので、先のインクルーシブセラピーの空想と実際の体験とを切り離す技法は不安障害に分類される精神疾患全般に対しても治療効果が期待できそうです。



自尊心も高めるインクルーシブセラピー
余談ですがインクルーシブセラピーと認知行動療法とでは、同じように高所恐怖症に対する治療効果が期待できるとしても、自尊心を高めるという点では大きな違いが生まれることが予想されます。

「あなたはいくら空想しても構わないんですよ」と許可を与える方が「あなたの考え方は非適応的なので変える必要があります」と修正を迫られるよりも自尊心が高められるのは一目瞭然です。
したがって自尊心を高めるという点で、インクルーシブセラピーは認知行動療法よりも優れていると考えられます。

※クライエントさんの自尊心の有無は、心理カウンセラーとの治療関係に大きな影響を与えます。
自尊心が高まれば治療へのモチベーションも高まりやすくなり心理カウンセラーへも協力的になりますが、反対に自尊心が損なわれれば最悪の場合、心理カウンセリングが中断してしまいます。

インクルーシブセラピーほかビル・オハンロンの本
オハンロンの本は心理学の専門用語が使われていないものが多いため、自己啓発本として一般の方にも広く読まれているようです。インクルーシブセラピーにも心理学の専門用語はほとんど登場しません!
インクルーシブセラピーは心理カウンセラー向きに書かれた本ですので、一般の方には「考え方と生き方を変える10の法則」「変化の第一歩」の方をお勧め致します。
効果的なダイエット方法などがいくつも載せられているなど、自分を変化させるヒント満載の自己啓発本です☆

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死の恐怖の否認と万能感@高所恐怖症・自殺の防衛機制の夢分析と認知行動療法による危機回避・治療 目次:

自由連想法による夢分析のテーマ
死の予感・焦り
自由連想法による夢分析からの洞察
焦りの心理で働く万能感・否認の防衛機制
高所恐怖症における死の恐怖の否認と万能感
高所恐怖症における死の恐怖の否認から生じる自殺衝動
自殺における死の恐怖の否認?
高所恐怖症による自殺の認知行動療法による危機回避の可能性

自由連想法による夢分析のテーマ:

死の予感・焦り
焦る悪夢@夢日記の夢分析(焦る悪夢への死の予感@夢分析)の際、いくら考えても日常生活の中で死を予感させるような深刻な出来事が思い浮かばなかったため、「死の予感」や「焦り」をテーマとして自由連想法による夢分析を試みました。

自由連想法による夢分析からの洞察:

焦りの心理で働く万能感・否認の防衛機制
自由連想法による夢分析を始めてすぐに、焦りを感じているときには物事を非常に楽観的に捉える傾向があり、その楽観視の心理の背後には万能感や否認の防衛機制が働いていることが理解できました。

たとえば「焦る悪夢@夢日記」の夢の中で私は、以前にその道を通って迷った経験があるにもかかわらず、時間がないので何が何でもその道を行かねばならないという焦りからか「今回は大丈夫だ」と根拠のない自信を覗かせ(万能感)、また夜に暗い山道に入ることの危険を一切考えないようにしています(否認)。

おそらくこのようなときの私は、焦る気持ちの苦痛から逃れることで頭がいっぱいで、冷静な判断力を完全に失っているのでしょう。
なにしろ約束の時間を守るためとはいえ、命の危険を顧みないのですから…



高所恐怖症における死の恐怖の否認と万能感
上述の夢での向こう見ずな心理状態の理解からさらに自由連想法による夢分析を進めていきますと、今度は過去に体験した高所恐怖症の出来事が想起されました。

一つめの記憶は写真教室で行った高尾山での出来事です。写真を撮りながら山道を登った後、簡単なミーティングをして解散、後はリフトで降りるだけでした。
しかしそこで悲劇は起こりました。リフトに乗ろうとした瞬間、急に高所恐怖症の症状に襲われたのです(@_@;)

正直高い所が全然平気というわけではありませんでしたが、子供の頃からスキー場のリフトには乗り慣れていましたので、まさかそれよりも低い高さ(2~3m)を移動するリフトで高所恐怖症になるとは夢にも思いませんでした。
そのため突然の恐怖に狼狽して完全にパニックになってしまいました(@_@;)

そのときの私の頭にあったのは恐怖から逃れるために「一刻も早く飛び降りなければならない」ということだけでした。しかしいざ飛び降りようとすると、やはり恐くて足がすくんでしまいます。
また自己愛の強い性格(抑うつ型自己愛性パーソナリティないし回避性パーソナリティ)ゆえか、みっともない真似はしたくないという恥ずかしさも相当感じていました。

すると今度は次のような考えが頭に浮かんできました。
「大丈夫だ、これくらいの高さなら大した怪我もしない。勇気を振り絞って飛び降りさえしたら、あとは何とかなる。恐いのは一瞬だけだ。すぐに楽になる。」
こうして私は勇気を振り絞って?飛び降りました(@_@;)

幸い怪我はありませんでしたが、後から思えば2~3mの高さとはいえ足場の悪い斜面に重い三脚を背負ったまま飛び降りたのですから相当危険な行為で、よく飛び降りることができたものだと思います。

高所恐怖症でパニックになった際に生じていた私の思考(自動思考?)には、上述の夢と同様に(死の恐怖は大げさかもしれませんが)恐怖心の否認万能感とが見て取れ、その常軌を逸した思考が私を向こう見ずな行動へと駆り立てたのでした。



高所恐怖症における死の恐怖の否認から生じる自殺衝動
もう一つ連想された高所恐怖症体験は、ビルの9階の窓から不意に地面を見下ろした際に生じたもので、こちらの体験は一歩間違えれば死んでいたかもしれないような出来事でした。

そのときはパソコンのメンテナンスの仕事で客先で作業をしていたのですが、蒸し暑かったため窓の開けて作業をしていました。
上司が別の現場に呼び出されて一人になったときです。何気なく下を見下ろすと当然ながら恐さを感じたのですが、恐さを感じただけではなく、そのまま窓の外へ引き込まれそうな感覚に襲われたため、その場に釘付けになり動けなくなってしまいました。

そのとき別の自分?の声が囁きました。
「ここから飛び降りたら楽になれる」
つまり「飛び降りて死んでしまえば高所恐怖症の恐さから逃れられて楽になれる」という理屈です。
その悪魔の囁き?につられるようにして「そうだ勇気を振り絞って飛び降りねば。痛いのは地面に激突した一瞬だけだ。あとはすぐに楽になれる。」
そう何度も自分に言い聞かせて飛び降りようとしました。

しかし最終的には飛び降りることができませんでした。なぜなら9階程度の高さから飛び降りても即死するとは限らないように思え、もし即死でなかったらその後も痛み、それも激痛に苛まれることになります。
私は一度交通事故の経験がありますが、事故の際の痛みだけでなく、筋肉の緊張による筋肉痛のため事故の晩は一睡もできませんでいた。
その辛さを身をもって体験していたため、結果的にその痛みを思い出すことで、痛みへの恐さから後ずさりして飛び降り自殺を思い留まることができました。

もし過去に交通事故でリアルな痛みを体験していなかったとしたら…深く考えもせずに飛び降りて本当に自殺してしまっていたかもしれません。
それほどあのときの私の心理状態は追い詰められていました(@_@;)

ここでも先の夢やリフトに乗った際の高所恐怖症のときと同様に、とにかくその場の苦痛から逃れるために死への恐怖が否認されています。



自殺における死の恐怖の否認?
上述のビルの窓から下を見下ろした際に生じた高所恐怖症が、一歩間違えれば飛び降り自殺にまで伸展していたかもしれないことを考えますと、死の恐怖を否認する防衛機制の働きが自殺と密接に関連している可能性が考えられます。

これはあくまで今回の夢分析から得られた自己洞察からの考察に過ぎませんが、絶望感が自殺を引き起こす大きな原因だとしても、おそらく誰もが感じるであろう死への恐怖心が否認されない限りは、最後の一線を越えて自殺を実行することはできないように思えます。
あくまで私見ですが。



高所恐怖症による自殺の認知行動療法による危機回避の可能性
最後にもし仮に今回の夢分析で現れた、高所恐怖症での死への恐怖心を否認するような思考パターン(自動思考?)が、自殺の実行や自殺衝動を引き起こす原因の一つだと致しますと、高所恐怖症の症状と共に生じるそのネガティブな思考バターンを自殺が促されることのないような、より安全な思考パターンに変えていくことが危機回避に役立つのではないかと考えられます。

もっとも高所恐怖症の発症時に自らのネガティブかつ危険な自動思考に気づき、それを修正するような精神的余裕はおそらくないと思われます。
したがって危機回避のためには、日頃から認知行動療法などの心理療法を用いて自らの破壊的な自動思考を修正していくことが現実的な対処方法ではないかと考えられます。

また認知行動療法は、認知療法だけでなく行動療法の部分をしっかりと行いさえすれば、高所恐怖症をはじめとした他の恐怖症やその他の不安障害・気分障害(特にうつ病)に高い治療効果を持つ心理療法であることが知られています。

高所恐怖症ほかの恐怖症 症状・原因・克服・治療ガイド本

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高所恐怖症の原因としてのトラウマ(心的外傷)-自由連想法による自己分析・治療 目次:

自己分析のきっかけとなった出来事
・過去の高所恐怖症体験の想起
自由連想法による高所恐怖症の自己分析
自由連想法による高所恐怖症の自己分析からの自己洞察
・過去のトラウマ(心的外傷)体験を原因とした高所恐怖症
自由連想法による自己分析の高所恐怖症への治療効果

自己分析のきっかけとなった出来事:

過去の高所恐怖症体験の想起
数日前の夜、布団の中で以前に仕事場で体験した高所恐怖症のことを思い出していました。そして(よせばいいのに)ビルの9階の窓から地上を見下ろすシーンをイメージしたところ、途端にめまいを感じました(@_@;)

こうなってしまうと、もう直ぐには眠れそうにありませんので「どうせ眠れないのなら」と高所恐怖症の原因を探るべく、自由連想法による自己分析を試みました。

※実は以前の自己分析(恐怖症の「めまい」は自己コントロールを失う恐怖-自由連想法による自己分析・治療)で、このときの高所恐怖症で生じた「めまい」が自己コントロールを失う恐怖の表れであるとの洞察を得ていたのですが、もう忘れていました^^;



自由連想法による高所恐怖症の自己分析:

(当時の高所恐怖症の症状をリアルに思い出す)
地上を見下ろす恐怖よりも、飛び降りたい衝動に駆られ、その衝動に耐え切れず今にも飛び降りてしまいそうな自分が怖く、必死に飛び降りたい衝動を抑えていた

何か目に見えない存在に自殺に誘われているような気がした
「早く飛び降りて楽になってしまえ」と
何度も自分に「そうだ、怖いのは一瞬だけだ。あとは楽になる」と言い聞かせ飛び降りようとした

しかし、いざ飛び降りたときに地面に落ちたときの衝撃や痛みをイメージすると、やはり怖くてできなかった
怖いと同時に「自分が勇気がない(勇気が欠けている)ダメな人間」だと感じていた

(急に学生のときの記憶が蘇る)
中学か高校のときの体育の時間
マット運動の授業
5段ぐらいの高さの跳び箱の上で逆立ちして、その状態から前転してマットに着地する練習
しかし怖くてできなかった
運動音痴の自分は、きっと頭から落ちて大怪我をするような予感がして怖くてできなかった

「おい○○(私)、何やってんだ早くしろ。後の人が飛べないだろ。怖いと思うから怖いんだ」と体育教師の檄が飛ぶ

(まずい…)
教師や同級生のイライラを感じ、このままではひんしゅくを買うことを恐れ「もう死んでもいいや」という気持ちで飛んだ

意識が飛んでしまったのか、どんな風に自分が飛んだのかは良く覚えていない
ただ逆立ちする前から既にバランスを崩してしまい、予想外に早く体が落ち焦ったことや(幸い)背中から落ちたこと…そしてそんな自分が惨めで恥ずかしかったことや「ああ、やっぱり自分はダメな人間だ」と思ったことだけは覚えている



自由連想法による高所恐怖症の自己分析からの自己洞察:

過去のトラウマ(心的外傷)体験を原因とした高所恐怖症
自由連想法による高所恐怖症の自己分析から、かつて仕事場で体験された高所恐怖症の症状に対して、学生時代のトラウマ(心的外傷)的な体験が原因なっている可能性が洞察されました。
私の推測では高所恐怖症とトラウマ体験との間には、以下のような因果関係があるものと考えられます。

・このままではひんしゅくを買うことを恐れ→早く飛び降りて楽になってしまえ

・怖いと思うから怖いんだ→怖いのは一瞬だけだ。あとは楽になる

・教師や同級生から感じるプレッシャー→「飛び降りる勇気がない」との自己評価の背後にある「飛び降りなければいけない」との無意識的な信念



自由連想法による自己分析の高所恐怖症への治療効果:

以上のような高所恐怖症の症状、特に「勇気を振り絞って飛び降りなければいけない」ように感じられたことの原因として、過去の跳び箱の授業でのトラウマ的な体験を結びつける解釈は私にとって、とても府に落ちるものでした。

おそらく今後もし同じように高所に身を晒すような状況に直面することがあっても、今回の自由連想法による自己分析の洞察が想起されれば、もう自殺衝動に駆られることもないような気がします。
このような安心感の芽生えが今回の自己分析の治療効果と考えられます。

高所恐怖症ほかの恐怖症 症状・原因・克服・治療ガイド本

トラウマ(心的外傷)症状・原因・克服・治療ガイド本

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カウンセラー プロフィール

心理カウンセラー・夢分析家
保有資格:
産業カウンセラー
米国NLP協会TM認定NLPマスタープラクティショナー
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